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書評 仕事をするのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ 佐々木俊尚

05-Mar-12

この本は特定のオフィスに縛られず、様々な場所を移動しながら仕事する、”ノマドワーキング”と呼ばれる仕事のスタイルについて書かれた本です。

一人で作業をする際、どのように集中力を維持するかというのはとても重要な課題ですが、この本の2章、”アテンションコントロール”にそのためのテクニックが書かれておりましたので、いくつかピックアップしてみたいと思います。


仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

 

1.情報のシャットアウト

なるべく不要な情報が目に入らないようにすること。

特に、ネットの動画や漫画など一度気を奪われると深入りしてしまうコンテンツに注意。

個人的には、仕事用デスク周りの整理整頓、メールやFacebookをあまりこまめに開きすぎないことなども重要だと思います。

 

2.サービスを完成前に公開する

早い段階でユーザーからのフィードバックをもらうことで、モチベーションを向上させます。

 

3.仕事をアテンションが必要な仕事とそうでない仕事に分類しする

高い集中力が必要な仕事(プログラミング、文章作成、技術本の読書など)と低い集中力でも可能な仕事(整理整頓、掃除、一般向けの記事を読むことなど)に分類する。

 

4.仕事のサイクルと身体のサイクルをうまくかみ合せる

3.で分類した仕事を集中できるとき、できないときの身体的サイクルに合わせて実行するることで、無理なく効率的に仕事を前に進めることができます。

 

5.BGMでリズムを作る

集中時の音楽、リラックス時の音楽を交互に繰り返すことで、リラックス時と集中時を区切ります。

手前味噌ですが、僕が以前に開発したMusic-Timerを活用するのもアリだと思います。

 

6.仕事を終えるときは、わざと中途半端にする

その日の仕事をわざと完成しないまま終わらせることで、次の日何から仕事を始めるかが明確になります。

仕事をスムーズに開始することができるようになります。

 

7.”後でやるリスト”を作る

やらなければ行けないことが次から次へと頭に浮かんで目の前のタスクに集中できないときがあります。

”後でやるリスト”に書き出して、今は目の前のタスクに集中しましょう。

 

人の目があると集中しやすいのは確かですが、自分一人でも集中をコントロールできるようになることは本当の意味で自由になるために肝要なことです。

そのために環境や手法を調整していくことって、結構無視できない要素ではないでしょうか。

「レゴ・ブロックを使った“ビジョン創りから組織改革”」に参加しました。

26-Feb-12

2月24日に福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターで開催されたれた「レゴ・ブロックを使った“ビジョン創りから組織改革”」に参加しました。

日本における「レゴシリアスプレイ」の第1人者、蓮沼 孝氏(株式会社ロバート・ラセムセン・アンド・アソシエイツ代表)による、体験型のセミナーです。

組織や個人のの抱える課題を可視化し、組織に内在する知恵を結集して、解決へと導くためのアプローチを体験しました。

チームのメンバーそれぞれにに様々なピースが配布されます。

手始めに、”変な犬”を作ってみました。名前も付けます。

この犬を使ってチーム内の他のメンバーに自己紹介です。

チームメンバーそれぞれに個性的な、”変な犬”が大集合です。

各メンバーが”未来の福岡”をテーマに作品を作りました。

人形はその中での自分の立ち位置を表します。

それぞれの作品を3つの漢字で表現します。

チームメンバーのそれぞれが考えた”未来の福岡”が結集し、一つの大きな作品になりました。

各チームがプレゼンを行い、各チームのメンバーと意見交換を行いました。

 

頭の中だけで考えるよりも手を動かしながら考えること、そしてその考えをチームのメンバーと交錯させることは、実践的なブレーンストーミングになっていたと思います。

個人の個性を組織に埋没させず、また互いに対する尊敬の念を欠かさずにどのようにチームを機能させるか、その難しい課題に対するヒントを、レゴブロックを通して楽しみながら学ぶことができました。

講師の蓮沼様、主催の森様に感謝です。

 

シリアスプレイに関して、詳細は以下のサイトで。

http://www.seriousplay.jp/

書評 銃・病原菌・鉄

23-Feb-12

なぜ、地域ごとに文明の発達度が違うのか、その理由を地理的な要因によるものと結論づけている本です。

地理的な理由により人間にとって有用な哺乳類、植物の種類が異なり、これが文明の発展度に決定的な要因となっている、と説明されています。




銃・病原菌・鉄 (上)



銃・病原菌・鉄 (下)

ユーラシア大陸が他の大陸と比べて文明の発展に有利であった理由として、麦や米等の植物、牛や馬、鶏などの動物にとって生息に適した地域がヨーロッパから東アジアにかけて東西に長くつながっていたこで、多くの有用な動植物がそれらの地域間で伝播しやすかったことが挙げられています。

また、様々な家畜と触れ合う機会が多かったことが、ユーラシア大陸の人間が新大陸の人間よりも病原菌に対しての抵抗力を持っていた理由だと書かれています。

アメリカ大陸では、コロンブス以前に独自のそれなりに高度な文明を築いていたにもかかわらず、15世紀の終わりにヨーロッパ人と接触した途端に、ヨーロッパ人の圧倒的な武力と病原菌に対するアメリカ原住民の圧倒的な抵抗力の無さにより、瞬く間に征服されてしまいました。

この本では、ユーラシア大陸とそれ以外の地域で圧倒的に文明の発展度の違いについて、それは人種的な優劣によるものではなく、地理的、環境的な要因によるものと結論づけられています。

 

東アジアや南アジアは北ヨーロッパと比較してずっと農業に適した環境で、多くの人口を養ってきました。

しかしながら、この本ではアヘン戦争などに象徴される19世紀以降におけるアジアのヨーロッパに対する遅れと植民地化についてはあまり触れられてはいません。

この辺の理由については、社会システム、国家体制の違いなどの別な理由付けが必要だと思われます。

 

また、この本から個人として学ぶべきこととして、以下のようなことを挙げたいと思います。少しこじつけっぽいです。

・環境次第で、個人や組織の発展度合いは異なる。自分がどのような環境にいるかを把握した上で移動や調整を行い、自身を最適な環境に置こうとすることが大事。

・大きなネットワークへのリンクを切らさないようにする。孤立は停滞を招く。

現状を認識した上でのフットワークの軽さ、及び広い社会とのコネクトが大事なのでは?と思った次第です。

英語の上達方法まとめ 後編

19-Feb-12

前編の続きです。

 

4.スマートフォンの活用

スマートフォンの活用で英語学習が大幅に効率化されます。

 

紙の辞書は手軽に持ち運べるほどの重量ではありませんが、スマートフォンに辞書アプリををインストールしてしまえば、辞書の重量が0になります。

また、知らない単語を見る度に紙の辞書を引くのは手間もかかり、英語学習のストレスになります。

しかしながら、辞書アプリの使用に馴れてしまえばどんな単語でも10秒以内に検索可能です。

個人的なオススメ(iPhoneの場合)は以下の辞書アプリです。

・英和・和英辞書

ウィズダム英和・和英辞典

http://itunes.apple.com/jp/app/u-izudamu-ying-he-he-ying/id284350526?mt=8

・英英辞典

AMERICAN HERITAGE

http://itunes.apple.com/jp/app/american-heritage-dictionary/id475661641?l=en&mt=8

 

iPhoneに内蔵されているPodcastを利用し、英語学習に役立つプログラムを利用するのも有効です。ちょっとした隙間時間が活用できます。

オススメは以下の番組です。iTunesを通してiPhoneにダウンロードします。

・NHK WORLD

http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/japanese/faq/faq3_8.html

・Let’s read THE NIKKEI WEEKLY

http://www.radionikkei.jp/lr/

・ESL

http://www.eslpod.com/website/index_new.html

もし車をお持ちであれば、FMトランスミッターを用いて車のオーディオでPodcastを聞くものいいとおもいます。ドライブの時間が有効活用できます。

・FMトランスミッター
バッファローコクヨサプライ iBUFFALO 【各種スマートフォン対応】※iPhone4S動作FMトランスミッターminiプラグUSB充電低ノイズ設計ブラックBSFM12BK
RSSリーダーのアプリを活用することで興味のある英語のウェブサイトやブログの記事を、いつでも読むことができます。アプリによっては、TwitterやFacebookへの投稿も可能です。

個人的なオススメは以下のRSSリーダーアプリです。事前にGoogleリーダーへの登録が必要です。

・Mobile RSS

http://itunes.apple.com/jp/app/mobilerss-pro-google-rss-news/id325594202?mt=8

 

スマートフォンは、その中に多くの英語学習ツールを凝縮させることができます。

辞書や音楽プレイヤーや雑誌を持ち運ぶ必要はもうありません。何てスマート!

 

また、英語学習に特化したアプリも多く作られていますので、試してみるのもいいでしょう。

 

 

5.TV番組の活用

スマートフォンの話から急に従来のメディアの話に戻ります。

NHK(BS含む)の番組には英語学習に役立つ質の高い番組がいくつかあります。

様々なトピックを扱うので、日本及び欧米の文化的背景を含めて英語を学習することができます。

・英語でしゃべらナイト

http://www.nhk.or.jp/night/

・ニュースで英会話

http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi

・トラッドジャパン

http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/trad/

・3か月トピック英会話

http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/3month/

これらの番組を録画しておいて、視たいときに再生しましょう。

 

 

6.Webの活用

英文を読むときの大きなストレス源の一つは、知らない単語の存在です。

英単語は日本語や中国語と違い文字やつづりから意味を予測するのが難しいので、その都度辞書を引き意味を調べざるを得ません。

この手間を低減し、ストレスを低減することをブラウザ上において可能にするのががマウスオーバー辞書です。

単語の上にカーソルを乗せる、もしくは選択状態にするとその側に単語の訳が表示されます。

以下に、マウスオーバー辞書の例を挙げます。

・Googleツールバー

http://www.google.com/tools/firefox/toolbar/FT5/intl/ja/features.html

・Weblio英和辞典エクステンション(Chrome用)

https://chrome.google.com/webstore/detail/oingodpdjohhkelnginmkagmkbplgema?hl=ja

・キングソフト辞書

http://www.kingsoft.jp/dictionary/

また、英単語は用例が無いと使用に際して今一つ自身が持てません。

例えば以下のサイトでは、単語を入力するとその単語を含む例文を無数に表示してくれます。

・Weblio英語例文

http://ejje.weblio.jp/sentence/

まだ知らない単語が多い段階では、マウスオーバー辞書をインストールしたブラウザで英文を読むのが、最もストレス無く読む方法なのかもしれません。

また、英語学習に特化したサイトも数多くありますので、興味があれば試してみるのもいいと思います。

 

 

7.ネイティブとの会話

英語の学習においてネイティブとの直接対話による会話は不可欠です。

英会話スクール、Skypeによるオンライン英会話、英会話サークル、何でもいいのでネイティブと会話する機会を作りましょう。

ランゲージエクチェンジでネイティブの人とお互いに言葉を教え合うのもいいでしょう。

例えば以下のサイトでランゲージエクチェンジの相手を見つけることができます。

・My Language Exchange

http://www.mylanguageexchange.com/default_jpn.asp

英語しか通用しない状況で自分の意見を相手に伝える必要に迫られると、時に急激に英語力が成長します。

 

 

英語の学習は数年に及ぶ長期戦になります。

なるべくストレスを感じず、楽しく続けられ、そしてモチベーションを維持できるように、学習方法を工夫してみましょう。